食事の与え方・しつけ方



写真はまさに脱帽するほどの理想的な愛犬用手作りフードです。
乗っているおやつも犬用おやつてんねんの無添加の物を使用しています。


家に迎えたての犬に対しての食事は、しばらく(少なくても数日間)は、
その子犬がそれまで食べていたものを、同じ量、同じ回数、同じ時間に
与えて行きます。
急に食事の環境を変えてしまうと、犬が体調を崩す恐れがある為です。
最初の内は、ペットショップやブリーダーに何を与えていたのかを聞いて
それを与えてあげると良いでしょう。

もし食事の内容を変えたいと思ったときは、いきなり変えたりはせず、
従来のものを少し減らして、新しいものを少し加える、と言ったように
少量ずつ入れ替えて行きます。これを一週間くらいかけて入れ替える量を増やしていき、
最終的には完全に新しいものに切り替えます。

上手に食事を与えるポイントは以下の通りです。

食事をする場所、時間、食器を覚え込ませるため、
 食事は毎日同じ場所、時間、食器で与えます。

遊び食いを始めてしまったら、例え食べ終わっていなくても
食事を片付けて、毎回10分くらいで食べ終わるようにさせましょう。

間食はなるべく控えること。しつけの時のご褒美にしても少量ずつにしましょう。
食器を前に置いてマテやオスワリを教えると、
 覚えてもらいやすく、効率が上がります。

犬は汗腺が発達していない為、新鮮な水をいつも用意してあげましょう。
ネギ類、甘い物、塩辛い物、香辛料はもちろん、タコ、イカ、こんにゃく、
  しいたけ等の消化によくないものを食べさせてはいけません。
 人間の食事は犬にとって害になるものが数多くあります。


犬の食事は栄養バランスのいい手作りのものが一番です。
これは市販のドッグフードだと、たとえ総合・完全栄養食のものでも
体で栄養を吸収する酵素自体が熱処理によってなくなってしまっているからです。
出来るだけ多数の作物からとった酵素をとり入れてあげるのが理想です。

また、犬の成長に合わせて種類や量や回数や時間を変えていきます。

30日~90日

通常、生後30日くらいから90日くらいの犬はまだ胃が小さい為、1日分の量を
4分の1ずつ4回に分けて与えましょう。(7時、12時、18時、22時)
一度にたくさん食事を与えてしまうと、下痢や嘔吐を起こし、
その後の発育に影響を与えかねませんので、よく気をつけてあげてください。

90日~6ヶ月

だんだん消化機能が発達してきます。だんだん1日4食から、
1日3食(7時、12時、18時)に切り替えていきましょう。
食事の量は腹八分が理想です。見極めるポイントは犬の便です。
便が柔らかすぎれば過食、反対に硬すぎれば不足ですので
自分の犬に丁度良い量を見極めて上げましょう。

6ヶ月~1年6ヶ月

成犬へ向けて成長していく大事な時期です。
それまでよりも食事の量を増やし、だんだん1日3食から、
1日2食(7時、18時)に切り替えていきましょう。

愛犬が生後7年を過ぎたら、高たんぱく質低カロリーの
シニア用メニューに変更してあげましょう。


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